当記事では、こういった疑問に答えていきます!
本記事の内容
- プログラミングで就職できるレベルは基礎ができればOKです
- プログラミングの就職で企業側が見ていること
- プログラミングの基礎レベルを最速で学ぶ方法
- 未経験からプログラミングで就職するための手順
「プログラミングを学んで就職する」と聞くと、かなり難しいイメージを持つかもしれません。
結論からいうと、基礎ができれば十分です。
この記事を書いている私は今でこそエンジニアとして働いていますが、就職した当時は基礎の基礎ぐらいのレベルしかありませんでした。
そんな私でもなんとか学習して就職し、今ではエンジニアの採用を担当するまでになれたので、採用側の視点でも意見できます。
当記事では、実際の現場のレベル感や、就職するために行った手順も実体験ベースで紹介していくので、プログラミングで就職を目指す方はぜひご覧ください!
プログラミングで就職できるレベルは基礎ができればOKです
冒頭にも書きましたが、プログラミングで就職できるレベルは基礎ができればOKです。
「かなり深い部分まで理解していないと就職できないのではないか…」と思うかもですが、ぶっちゃけ現場レベルではそこまで難しい技術は求められなかったりします。
具体的には、「コードは汚くてもとりあえず実装はできる」レベルです。
なぜなら、仕事においてはとりあえず求められたものを作りきる能力が求められるからです。
フレームワークや効率的な書き方なんてわからなくてもOKです。
例えば、「ECサイトを作りたい!」と思ったら、どれだけ非効率なコードでも、最適化されていないデータベースの設計でもいいので、とにかくECサイトとして機能するものが作れるかという感じですね。
完璧であることより、まず終わらせることが重要だ
Facebookを立ち上げたマーク・ザッカーバーグの言葉にこういったものがあります。
Done is better than perfect.
(完璧であることより、まず終わらせることが重要だ)
プログラミングは、綺麗なコードの書き方や効率的な処理など、突き詰めればいくらでも改良できるのですが、そこに時間をかけて納期までにプログラムが出来上がらなければ無価値です。
拙いコードでもいいので、とりあえず要件を満たすものが作れることが最重要ということですね。
それを達成できるのが「コードは汚くてもとりあえず実装はできる」レベルになるわけです。
ちなみに、「高卒でも大丈夫ですか?」「自分は文系だけど…」という質問がよくありますが、全然問題ありません。
詳しくは以下の記事で解説していますが、IT業界はスキルさえあれば問題なしです。
プログラミングの基礎レベルは誰でも到達できる
「年収1,000万のエンジニアを目指す!」とかであればそれなりの技術がいるので難しいのですが、基礎レベルであれば、3ヶ月ほど本気で学習すれば誰でも到達できます。
ソースは私です。
私はスキル0の状態から、毎日少しずつ学習を続けて、基礎レベルであれば3ヶ月ほどでわかるようになりました。
この状態で就活をして無事内定をいただけたのですが、当時の私は、
- フレームワーク?なにそれ美味しいの?
- データベース?動けばいいじゃないの?
- 効率?処理の負荷?考えたこともないです
といった感じでした…。
このあたりの知識も完璧に身につけないと就職できないと思っている方が多いですが、全然そんなことはないですよ。
完璧な人材はそれだけ人件費も高くなりますし、一般企業にはそもそも応募すらこないです。
企業もできるだけ人件費は抑えたいと考えるので、基礎ができれば育成枠として採用してくれる可能性がかなり高いです。
フリーランスは少しレベルが高め
基礎ができればいいというのはあくまで会社員として働く場合でして、フリーランスとなると少し話が変わってきます。
フリーランスは完全個人で納品する必要があり、案件の難易度もピンきりで、高度な要求をされても誰も助けてくれません。
また、案件を獲得していくための営業力も必要になってくるので、スキルがあっても安定して稼いでいくのはかなり大変です。
会社員であれば、先輩などに教えてもらいながら見合った仕事をこなしていくことになるので、かなり難易度に違いがあります。
プログラミングの就職で企業側が見ていること
「面接時に企業側がどこを見ているのか?」がわかれば、対策も立てやすいかと思います。
私はエンジニアの採用も担当していた経験があるので、採用視点でお答えします。
結論からいうと、プログラミングに対するポテンシャルがあるかです。
これだけでは少し曖昧ですね。具体的には以下のようなポイントです。
- 基本的なことはこなせるか
- 自主的に学ぶ姿勢があるか
- 実績があるか
実績というのは、実際にこなした案件というわけではなくて、個人的に作ったサイトやアプリなどのポートフォリオでOKです。
私が担当した求職者の方でポートフォリオを持ってきてくれたのは体感半分以下でして、実際に自分で作った作品を持ってきてくれる方はそれだけで熱意が伝わりました。
ポートフォリオがあれば基礎ができることは伝わりますし、あとは向上心を持って普段から学習しているという点を伝えられればかなり好印象になるかと思います。
ポートフォリオってなに?という方は、以下の記事も参考にしてくださいね!
プログラミングの基礎レベルを最速で学ぶ方法
基礎レベルであればぶっちゃけ独学でも大丈夫なのですが、かなり効率は悪いです。
なぜなら、プログラミングはわからない事が多すぎて、ひとりだと学習が進まないからです。
私も独学をしていたのでわかるのですが、プログラミングは日々エラーとの戦いでして、ひとつのエラーを解決するのに数日かかる…といったこともざらです。
私のおすすめは、プログラミングスクールの無料体験を利用して、学習のコツだけ教えてもらうことです。
例えばTechAcademyであれば、今なら1週間の無料体験を行っていて、現役のエンジニアから学習のコツを教わることができます。
体験だけであれば0円なので、メリットしかないですね。
無料で体験やカウンセリングを実施しているスクールは、無料あり:安くて質が高いプログラミングスクール厳選3社!【エンジニアの私がおすすめする】にて紹介しています。
未経験からプログラミングで就職するための手順
私が実際に未経験から就職した経験をもとに手順を紹介します!
- 基礎を学習する
- ポートフォリオを作る
- 転職エージェントを利用する(無料)
基礎を学習する
最初はプログラミング学習についてネットで調べてみたり、YouTubeで動画学習してイメージを掴むといいかと思います。
メジャーなサービスでいうと、Progateやドットインストールといった学習ツールもありますね。
実用的な内容は有料なのですが、無料でも基本的な部分は学ぶことができるのでかなりおすすめです。
ただ、独学だと理解するまでにかなり時間を要するので、スクールの無料体験を受けることが確実かなと思います。
本気で学びたいならとりあえず体験してみるといいでしょう。
ポートフォリオを作る
ポートフォリオは、自分がどんなスキルを持っているのか証明する作品集です。
エンジニアの就活ではポートフォリオは必須といわれておりまして、これがないと企業側もスキルのイメージができないので就活の難易度がかなり上がります。
詳しい作り方は、以下の記事にまとめていますのでご覧ください!
転職エージェントを利用する(無料)
未経験からエンジニアに就職する場合、
- 年収はどうなるんだろう…
- 自分でも活躍できるのかな…
- 履歴書には何を書けば…
といった疑問がありますよね。
ただでさえスキルを身につけるだけで精一杯なのに、就活のことも考えるとなるとぶっちゃけかなりきついです。
転職エージェントは無料でこれらの疑問をすべて解決してくれるのでめちゃくちゃおすすめです。
実際私も就活の際に転職エージェントを利用しましたが、面倒な作業はすべてやってくれて、かなり余裕を持って就活ができました。
すぐに就活しなくても、登録しておくだけで勝手に求人が送られてくるので、情報収集のためにも、今のうちにとりあえず登録しておきましょう。
おすすめの転職サイト・転職エージェントについては、【未経験OK】ITに強い転職サイト・転職エージェント3選【体験談あり】にまとめています。
また、転職に失敗しないコツは、【失敗談】プログラマーの転職に失敗しないために意識することにて紹介しているので、併せてお読みください。
まとめ:まずは行動セヨ
プログラミングの就職は思っているより難しくありません。
今はIT人材の不足で売り手市場になっているので、あとは行動するかどうかです。
ではいつ行動するのか、それは人生を変えたいと思った瞬間であり、今すぐが正解です。
「気が向いたら行動しよう…」という人がいますが、ぶっちゃけ明日になったらかなり熱量が下がって今までの生活に戻ります。
プログラミングスクール、転職サイト・転職エージェントの登録は5分程度で終わりますので、ぜひこの機会に行動してみましょう。