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【大学生必見】エンジニアの就活でポートフォリオが必要な理由と作り方

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エンジニア志望の大学生
エンジニア志望の大学生
エンジニアになりたいけどポートフォリオってどうすればいいのかな。そもそも必要なのかな?作るとしたらどうやって作ればいいんだろう。

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • ポートフォリオってなに?
  • ポートフォリオが必要な理由
  • 面接官の立場からみたポートフォリオ
  • エンジニアのポートフォリオの作り方
  • エンジニアポートフォリオに盛り込む内容

就活ではポートフォリオが必要とよく聞きますが、実際どういったものを準備すればいいのか、そもそもどうやって作ればいいのかわからない方も多いと思います。

この記事を書いている私は現在エンジニアとして働いていて、就活のときはポートフォリオを作成し、それがきっかけで内定を頂きました。

また、面接官としてポートフォリオを見てきた経験もあるので、就活生側、採用側、双方の目線で解説していきます。

ポートフォリオってなに?

簡単にいうと、自分は何者でどんなことができるのかをまとめたものです。

どんなスキルを持っているのか、今までどんな作品を作ってきたのかをサイト上にまとめた自分の紹介ページですね。

口頭や書類だけでは自分がどんな人物かを伝えることは難しいので、具体的な技術力を見せて自分を売り込むために使ったりします。

エンジニア志望の大学生にポートフォリオが必要な理由

ポートフォリオを提出するメリットは次のとおり。

  • 就活が有利になる
  • 面接のネタになる
  • スキルが身につく

順番にみていきましょう。

就活が有利になる

当たり前かもですが、就活で有利になります。

なぜかというと、具体的なスキルが目に見えて分かるので、採用側はその人を採用した際のイメージがわきやすくなり、結果評価が高くなるからですね。

また、URLさえあれば誰でも見ることができるので、その人の魅力を簡単に共有できるという点でも、学生側・採用側ともにありがたいです。

面接のネタになる

私がポートフォリオを提出した面接では、ポートフォリオの話題が半分以上を占めることもありました。

具体的には下記のようなことを聞かれました。

  • なぜこれを作ったの?
  • どんな技術を使ったの?
  • どれぐらいの期間で?
  • こだわった点は?
  • 苦労した点は?

このようにポートフォリオに関してめちゃくちゃ深堀りしてくれるので、話す内容には困らなかったです。

口下手で面接が苦手だった私にとっては、自分が作った作品のことなので話しやすくとても助かった記憶があります笑

スキルが身につく

ポートフォリオは1つのWebサイトなので、それをいちから作成すればかなりスキルが身につきます。

身につくスキルはざっくりこんな感じ。

  • サイト立ち上げ
  • デザイン
  • プログラミング
  • WordPress

自分でいちからサイトを立ち上げるというのは結構貴重な経験でして、Webの仕組みや制作の全体像を学ぶことができるので、今後の成長にも大きく関わってきます。

勉強もできて就活も有利になるのはめちゃくちゃコスパいいですね。

面接官の立場からみたポートフォリオ

私が採用担当をしていた会社では、そもそもポートフォリオを持ってくる人の方が少なかったです…。

体感的には3割ぐらいの人が持ってきれくれるといった感じです。

ですので、出来の良し悪しに関係なく、持ってきてくれるだけでもかなり印象が良かった記憶があります。

採用側として感じたポートフォリオのメリットは下記。

  • 入社後のギャップをなくせる
  • 面接で印象に残る
  • 情報共有しやすい

入社後のギャップをなくせる

その人のスキルが明確にイメージできるので、入社後にイメージと違うといったことが減らせます。

実際面接では少し大げさに伝えてしまうところもあると思いますし、入社後のギャップはお互いにとって悲しいことなので、少ないに越したことはないかなと思います。

面接で印象に残る

どうしても口頭で話しただけでは印象に残りづらいときがあります。

インパクトがあるポートフォリオを持ってきてくれた方は「あの作品を作った人」というような印象が残りるので、採用のひと押しになると思います。

情報共有しやすい

面接後よくあるのが、「さっきの子どうだった?」という話題です。

どんなスキルを持っているのかを口頭で伝えるのは結構大変でして、そういうときにポートフォリオを見てもらって簡単に情報共有できるのはかなりありがたいと思いました。

あとからいつでも見返せるというのも嬉しいポイントですね。

エンジニアのポートフォリオの作り方

かなりざっくりですが、自分のサイトをもっていない前提で手順の説明です。

環境の準備

まずポートフォリオを公開するための環境が必要です。

はてなブログやGithub.ioなど、無料のサービスを使うのもありですが、今後ブログ運営などをする可能性があるなら、WordPressを使った環境を作っておくと便利かなと思います。

費用も月1,000円ぐらいですからね。

WordPressを使ったサイトの立ち上げ手順はこちらの記事で紹介しています。

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作る作品を決める

ポートフォリオに載せる作品ですが、下記のようなものは初心者でも作りやすいと思います。

  • 掲示板
  • ショッピングサイト
  • 簡単なゲーム
  • TODOアプリ
  • チャットアプリ

ちなみに今回はバックエンド志望の想定で挙げましたが、フロントエンド志望ならBootstrap等を使ったデザイン系のものでもOKです。

作った作品をWordPressで作ったサイト上にアップして埋め込んでいくイメージです。

エンジニアのポートフォリオに盛り込む内容

最低限下記の内容は盛り込むといいでしょう。

スキルセット

自分がどんなスキルを持っているかですね。

言語:HTML/CSS/JavaScript/PHP
フレームワーク:CakePHP/Laravel/Vue.js/Riot.js
開発環境:Git/Docker/Vagrant
データベース:MySQL/Postgres
OS:Windows/MacOS/Linux

一例ですがこんな感じ。

企業によって求められているスキルセットは違うので、明記しておくことをおすすめします。

どんな技術を使ったか

作るものによって使用する技術は異なるので、作品ごとにどんな技術を使って開発したかを明記しておきましょう。

なぜその技術を使ったのかの説明もあると完璧です。

よく質問で、「なんでこの技術を使ったの?」と聞かれたりするので、技術ごとの特徴を把握した上で選定したことを伝えられると印象も良くなります。

こだわった・苦労した部分

その人がどんなところにこだわりを持ち、どんな問題をどう解決したのかは就活の際の重要な情報になります。

人柄も伝わりますし、その人の想いが見えたほうが内容の濃い面接になるので、積極的にアピールしましょう。

まとめ

ということで就活の際のポートフォリオについて紹介してみましたが、ポートフォリオはまじで作ったほうがいいです。

実際私が内定を頂いた会社も、「ポートフォリオがなかったら落ちてた」と当時の面接官に言われました…。

面接の内容はいまいちだったようですが、ポートフォリオを持参して実際のコードの解説までして熱意が伝わったことが決め手だったようです。

採用側の経験としてもやはり印象は良いですし、内容の濃い面接ができるので、持参してくれると助かりました。

結論:めんどくさがらずにポートフォリオは作ろう

ということで以上です。

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