こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- プログラミング学習に必要なものは3つだけ
- 本当に必要なものはやる気です
- 必要なものを揃えた後のプログラミング学習手順
- 学習したら実践:就職かフリーランスか
この記事を書いている私はプログラミング歴6年ほど。未経験から独学でプログラミング学習を始め、今ではエンジニアとして働いています。
以前は今ほど情報がなく、必要なものを整えるだけでも消耗していたので、当記事では経験をもとに必須のものを厳選しました!
最後まで読めば、プログラミングに必要なものから、実際に学んで稼ぐまでのイメージができるかと思います。
プログラミング学習に必要なものは3つだけ
プログラミング学習に必要なものは以下の3つだけです。
- パソコン
- テキストエディタ
- 開発環境
厳密にいうと、学習するプログラミング言語によって必要なものは変わってくるのですが、今回は完全初心者でも学習しやすい、稼ぎやすいという観点からWeb系の開発を想定して紹介します。
パソコン
まずはパソコンですね。
- どんなパソコンがいいですか?
- スペックは?
- Windows?Mac?
という疑問があるかと思うので答えていきます。
※インターネット環境がない方はまずそこから揃えましょう!スマホのテザリングでもできなくはないですが、家庭用のインターネット環境がベストです。
貯金に余裕があればMacbook Pro 13インチがおすすめ
最近は値段のわりに性能が上がっておりまして、かなりコスパの良い買い物になると思います。
» 13インチMacBook Proを購入 – Apple(日本)
プログラミングといえばMac!というぐらいには定番になってまして、その理由は快適に作業できるからですね。
私は長年MacBookを使っていて、実際に使って感じたメリットは次のとおり。
- ジェスチャー機能で直感的に作業できる※効率UP
- プログラミング向けのアプリがMacに最適化されている
- 薄型で軽く、持ち運びに丁度いい
- 負荷が高い処理にも耐えられる
- プログラミングの記事はMac向けのものが多い
「ちょっと高いな…」という方はAirの方でも大丈夫です。プログラミングだけであればそこまで高スペックは求められません。※3万円ぐらい安いです。
ただ、動画編集など、負荷が高い作業をする方はスペックが高いProがいいかと思います。
他のMacbookとその特長については、プログラミングにおすすめのMacBookはこれ!最適なスペックと選び方にてまとめています。
Windowsはプログラミングに向いてないの?というとそんなことはなく、全然問題なしです。
ぶっちゃけこのあたりは好みもあるかと思うので、そこまで悩まなくても大丈夫です。
すでにWindowsのパソコンを持っているなら、無理に買う必要はないかなと。
Windowsのパソコンをこれから買う予定で、具体的なスペックを知りたいという方は、【プログラミング初心者向け】おすすめのパソコンの選び方【裏技あり】もどうぞ。
テキストエディタ
プログラムのコードを書いていくためのテキストエディタも必要です。
標準で入っているメモアプリでもコードは書けるのですが、プログラミング用のテキストエディタはかなり高性能なので、導入は必須です。
以下のようなメリットがあります。
- 開発効率が上がる&作業が快適になる
- コードのミスが減る
有名どころでいうと、以下の3つがおすすめです。
それぞれの特長やその他のテキストエディタを知りたい方は、PHP開発におすすめのテキストエディタ17選!OS別に紹介も併せてご覧くださいね。
開発環境
作ったプログラムを実行するためには専用の環境が必要でして、その環境を構築する必要があります。
環境構築といっても難しいものではなく、アプリをインストールするだけで完了します。
Web系であれば、以下のアプリが定番ですね。
MAMP:主にMacユーザー向け
XAMPP:主にWindowsユーザー向け
それぞれの詳しいインストール方法は以下の記事にてまとめていますので併せてお読みください!
効率化アプリと設定も重要
作業効率を上げるという観点でみると、アプリやPC本体の設定も重要です。おすすめのアプリや設定は以下の記事にて紹介しています。
本当に必要なものはやる気です
必要なものを紹介しましたが、プログラミング学習に本当に必要なのはやる気です。
なぜなら、必要なものを揃えてもやる気がなければ結局スキルは習得できないからです。
多くの人は、
- 学習時間がとれない
- モチベが続かない
- 難しすぎた
という理由で3ヶ月以内には挫折してしまうので、ここを乗り越えられるかが大事かなと。
プログラミングの時間を無駄にしないための対策は、こんな人はプログラミングの時間が無駄になる!【対策も解説】にまとめています。
やる気を出す方法
プログラミングを習得した先の未来をイメージすることです。
- 在宅ワークで満員電車に乗らなくてよくなる
- 副業でも稼げて収入が上がる
- 欲しいサービスを自分の手で作り出せる
などですね。想像するだけで希望がわいてきませんか?
気持ちが変われば行動が変わります。
- 学習時間がとれない → 隙間時間、プライベートでも学習
- モチベが続かない → 仲間を見つける
- 難しすぎた → メンターやスクールを利用する
など、本気で学習する人は行動を工夫するようになります。
必要なものを揃えた後のプログラミング学習手順
必要なものが揃ったらいよいよ学習の開始です。
学習手順は次の3ステップ。
- 目標設定
- プログラミング言語を選ぶ
- 基礎学習
目標設定
学習を始める前に、まずは目標設定をしましょう。
なぜなら、目標によって学習する内容が変わるからです。
プログラミングを学びたい方の多くが「稼ぎたい」という目標を持っているかと思うので、目標はとりあえず月5万を稼ぐでいいと思います。※就職とかでもOKです。
プログラミング言語を選ぶ
プログラミングといっても様々ありまして、作るものによってプログラミング言語が変わってきます。
- Webサイトを作りたい → HTML/CSS/JavaScript/PHP
- アプリを作りたい → Swift/Java
こんな感じですね。
「完全初心者がスキルを習得して稼ぐ」という観点でみると、Web系の言語を選んでおけば間違いないかと思います。
その理由は下記。
- 小規模な案件が多く敷居が低い
- 他言語に比べて習得難易度が低い
- 学習していて楽しい ← 重要
明確にやりたい言語が決まっているなら、もちろんそれでOKです。特にこだわりがなければWeb系一択かなと。
プログラミング言語の選びた方のコツは、【初心者向け】プログラミング言語の選び方【後悔しないための選定基準】でも解説しています。
基礎学習
まずはProgateやドットインストールなどの定番の学習サービスで基礎学習してみるといいでしょう。
無料のプランでも基礎は学習でき、かなりわかりやすいので初心者におすすめです。
とりあえずHTMLとCSSあたりから学ぶと、簡単なWebサイトが作れるようになるのでモチベーションも上がるかなと思います。
当サイトでもHTMLの基礎学習を図解でわかりやすく解説しているので、こちらもご覧くださいね!
» 【初心者向け】HTMLの基礎知識と書き方を身につけよう!
実際になにか作ってみる
基礎を学んだら、その知識を使って実際に手を動かしてものをつくってみましょう。
自分が普段よくみているサイトを真似して作ってみるとかでOKです。
インプットだけしても、実際に学んだことをアウトプットしないと意外とスキルはついていないので、実際のプログラムでどのように使われるのかを確認することで飛躍的に成長できます。
具体的な学習の手順は、【プログラミング学習の始め方】完全初心者・未経験が0から始めるための手順でも詳しく解説しているので、併せてお読みください。
ちょっとなら投資してもいいかなという人向け
圧倒的な効率でコスパよく学ぶなら、プログラミングスクール一択かなと思います。最近は安くて質が高いスクールも多いので、投資する価値ありです。
案件をこなせるようになれば初期投資は余裕で回収できるので、長期でみればメリットは大きいですよ。
おすすめのスクールは、無料あり:安くて質が高いプログラミングスクール厳選3社!【エンジニアの私がおすすめする】にて紹介しています。
学習したら実践:就職かフリーランスか
とりあえず基本的なことを学習したら、今後の動きとして
- エンジニアとして就職する
- フリーランスで案件をこなす
という選択肢がありますね。
会社は無料の学校です
会社は給料を貰いながら学習できる学校です。毎月安定収入を貰いながら学習できるなんて最高ですよね。先輩もいるのでわからないことを聞き放題です。
「どれぐらいのレベルなら就職できるの?」と思うかもですが、基礎ができれば問題なしです。
実際私がエンジニア就職をしたときも基礎の基礎しかわからず、知らないことだらけで面接官の質問にも答えられなかったです…。
» プログラミングで就職できるレベルは基礎ができればOKです【実際に就職できた】
基礎どころか、最近では知識ゼロの完全未経験でも積極採用している企業も多いです。なぜなら、圧倒的なエンジニア不足だから。
基礎ができるにこしたことはないですが、すぐにでも就職したいという方はチャレンジしてみる価値ありです。
未経験OKの求人は転職エージェントに登録しておけば確認できるので、とりあえず見てみるといいかと思います。
おすすめの転職エージェントは【未経験OK】ITに強い転職サイト・転職エージェント3選【体験談あり】にて紹介していますので併せてどうぞ。
余裕があるならフリーランスもあり
貯金や時間に余裕があるならフリーランスで案件をこなしてみるのもありです。
フリーランスとして独立するまでは少なくとも1年ぐらいはかかるので、十分な貯金があるか、実家ぐらしの人は目指してみてもいいかもしれません。
案件を探すなら、下記のサービスが定番なので安心かなと。
ただ、フリーランスは完全個人なので、就職に比べると成長しづらい点は注意が必要です。
自分にできるレベルの仕事しかとれないので、スキルアップできる工夫をすることが大切かと思います。
まとめ:必要なものを揃えたら即行動
繰り返しになりますが、プログラミングに必要なものは次の3つです。
- パソコン
- テキストエディタ
- 開発環境
テキストエディタと開発環境はすぐに準備できるので、パソコンを買ったら即日に学習を開始してみましょう。
やってみて向いてないな、と思ったらそれもよしです。とりあえずチャレンジすることが大切です。
継続のコツは日々の積み上げ
プログラミング学習は3ヶ月以内に飽きて辞めてしまう人が多いですが、
- 毎日1行でもコードを書く
- 1分でもインプットする
とめちゃくちゃミニマムなノルマを設定しておくと継続しやすいです。
「ついでにもうちょっとやるか…」という気持ちになって、結果的に数時間集中してしまうイメージです笑
行動すれば1日で必要なものは揃います。パソコンがすでにある人は今日から行動してみましょう。
というわけで今回は以上です。
プログラミングが身につくと人生がかなり安定します。この機会にぜひチャレンジしてみてください!