こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 勉強しないプログラマーは生き残れるのか
- 勉強しないプログラマーの末路
- 勉強しない人はプログラマーに向いていないのか
- 効率よく勉強するたったひとつの方法
プログラマーとして働いていくためにはプログラミングの勉強が不可欠なわけですが、かなり大変ですよね…。
この記事を書いている私はプログラマーとして6年ほど働いてきましたが、プライベートな時間まで勉強する人、プライベートは一切勉強しない人など色々な人を見てきました。
ぶっちゃけ勉強は面倒ですし、やりたくない気持ちはめちゃくちゃわかります…。
当記事では、勉強しないプログラマーはどうなるのか、実際に現場を見てきた上で感じたことや、勉強したくない人向けの改善案も紹介します。
それではみていきましょう!
勉強しないプログラマーは生き残れるのか
結論からいうと、難しいと思います。
ITの業界は特に変化が激しいので、勉強をせず古い知識のままだと仕事ができなくなる可能性があるからですね。
とはいえ、これはプログラマーに限った話ではないですよね。
どんな仕事でも勉強をしてスキルアップしていかないとやっていけないのは同じだと思います。
※思考を伴わない単純作業ならいいかもですが、それも将来的にはAIに取って代わられます。
プログラミングが趣味の人は強い
プログラミングが好きでそれが趣味という人が実際職場に何人かいました。
その人達はめちゃくちゃスキルが高くて知らないことはないんじゃないかというレベルでした。
私達が漫画を読んだりゲームをしてる時間に勉強をしているわけですから当然なんですが…。
とはいえプライベートな時間まで使って勉強したくない…。
という気持ちはめちゃくちゃわかります。
私も含め、プログラマーとして働いている人の多くはこういった思考を持っているかと思うので、いかに効率よく勉強して生き残るかを考えるべきです。
勉強しないプログラマーの末路
勉強をしないプログラマーがどういった末路を辿るかというと次のとおり。
- 給料が上がらない
- 転職で不利になる
- 勉強する人には勝てない
- 責任のある仕事が任されない
- 将来仕事がなくなる可能性も
当然といえば当然なんですが…。
給料が上がらない
スキルが身につかないので当然昇給もしづらくなります。
プログラミングを学ぶ人の多くが年収を上げたくてプログラマーになっているかと思うので、そうなると本末転倒ですよね。
会社としてスキルアップ研修をするべきという意見もありますが、業務として研修をすると教育コストがかかります。
その場合、会社としてはそのコストを回収しないといけないわけですから、それもまた給料が上がりにくい要因になってしまいます。
転職で不利になる
企業としても勉強しない人よりもする人の方を採用したいと考えます。
仮に新卒であればポテンシャルの枠で採用される可能性もありますが、ある程度の経験者となると、いかに向上心があるかを問われます。
現在は売り手市場といわれていますが、勉強をしていないと機会に恵まれず、ブラック企業しか行き場がなくなるかもしれません。
転職で失敗しないコツは、【失敗談】プログラマーの転職に失敗しないために意識することをご覧くださいませ。
勉強する人には勝てない
当然といえば当然ですが勉強する人との差がどんどん開いていきます。
「同僚は昇給も昇格もしているのに自分は…」というような状況になります。
最低限のスキルは業務で教えてくれますが、それ以降のスキルの差が激しくなります。
実際に勉強している人をみると、業務に使わないような知識まで豊富に持っていて、正直絶対勝てないと思いました。
責任のある仕事が任されない
結構大切なことなんですが、重要な仕事はスキルのある人に任されます。
こういった仕事はスキルにつながる内容であることも多いです。
重要な仕事をこなす→スキルが身につく→より重要な仕事を任される
という最強ループに入るので、スキルがある人との差がさらに開いていくわけですね。
将来仕事がなくなる可能性も
IT業界は移り変わりが激しいので、今のスキルが将来通用するとは限りません。
以前は流行っていた言語が今では全く使われていない…
ということは普通にありますよね。
時代の移り変わりで廃れた技術はたくさんあるので、将来的に仕事がなくなる可能性はわりと高いです。
» エンジニアは将来なくなるといわれる理由【でも目指すべき】
勉強しない人はプログラマーに向いていないのか
結論からいうと、勉強しない人はプログラマーに向いていないと思います。
プログラマーというのは技術職なので、当然勉強し続ける必要があります。
とはいえ実際プログラマーが全員勉強する人かというと全然そんなことはないわけで、私も必要最低限といった感じです。
キャリアプランを考える
生涯プログラマーとしてやっていくつもりなら勉強をし続ける必要があるわけですが、今後自分がどうなりたいかによって変わってくるのかなと思います。
例えば、
- プログラマー
- システムエンジニア
- プロジェクトマネージャー
- 管理職・経営者
このようなキャリアプランを考えているのであれば、そこまで本気でプログラミングの勉強をしなくても大丈夫なのかなと思います。
実際に自分が作る立場でないのなら、そこまで深い知識はなくてもいいわけですからね。
他の職種が一切勉強しなくてもできるといっているわけではありません。
どの仕事も最低限の勉強は必要ですが、開発スキルほどのコアな知識はなくても大丈夫という意味です。
» プログラミングで就職できるレベルは基礎ができればOKです【実際に就職できた】
効率よく勉強するたったひとつの方法
プライベートな時間を使って勉強できる人はかなり少数派だと思っています。
社会人の1日の平均勉強時間は6分といわれていますからね…。
それだけ業務外で勉強するというのは難しいということです。
業務時間に勉強するべし
プライベートでの勉強が難しいなら、業務時間に勉強するのが最強の解決策です。
実際に私がやっていた業務時間中の勉強のコツは次のとおり。
- スキルになる仕事を積極的にとっていく
- スケジュールを多めにとり、空き時間で勉強する
スキルになる仕事を積極的にとっていく
これが一番重要だと思いますが、スキルになると思った仕事はどんどんとっていくべきです。
業務をこなす→スキルがつく→できる業務がふえる
という最強ループがつくれるので、業務時間が常に勉強になります。
毎日同じような仕事のルーティンになってしまっている人は、めちゃくちゃもったいないのでこういった時間の使い方がかなりおすすめです。
スキルがつくだけでなく、「積極的に仕事をしてくれる能動的な人材」という社内評価にもつながりますし、転職の際のアピールにも使えるので一石三鳥ぐらいですね。
スケジュールを多めにとり、空き時間で勉強する
やりすぎるとよくないですが、少し多めにスケジュールをとることで空き時間を作ります。
その間に業務に使える知識をインプットしたり、後でやる予定だった仕事を先に片付けてしまい、将来的な時間を確保するといったこともおすすめです。
時間は意識して作らないと一生できないので、業務に支障のない範囲で確保するように意識するといいでしょう。
スクールもあり(将来は稼げます)
独学に限界を感じているなら、スクールを利用するのもありです。
がっつり通わなくても、無料体験だけ受けて学習のコツを教えてもらうという使い方もあります。
無料体験ができるおすすめのスクール情報などはこちらの記事にまとめています。
環境に問題があるかも
毎日激務でそれどころじゃない…という方は、そもそもの環境に問題があるかもです。
激務で薄給という職場だと、そのまま働き続けても消耗していくだけで将来報われる可能性は低いので、思い切って転職した方がいいかと思います。
若い時期をブラックな環境で消費してしまうと、いざ転職したいとなっても年齢の壁でかなり厳しい就活になってしまうので、後悔しないためにも行動しましょう。
おすすめの転職エージェントは、【未経験OK】ITに強い転職サイト・転職エージェント3選【体験談あり】にて紹介しています。
無料なのでとりあえず登録して、良い求人がないかだけでも見てみると良いかと思います。
まとめ:勉強したくないなら効率的に学ぼう
やはり人間めんどくさがりなので業務外での勉強はかなりしんどいです。
とくにプログラマーは勉強しないとやっていけない職種なので大変ですよね…。
正直私もプログラミングが趣味という人にはまじで勝てないと思いますし、その道で戦っていこうとは思っていません。
勉強したくないけど年収を上げていきたい人は上流工程に関わっていくことになると思うので、今回紹介した方法はかなり使えると思います。
プログラマーとしてだけではなくすべての職種で使えるテクニックだと思うので、ぜひお試しあれ〜
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