こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 文系大学生でもプログラミングは可能です
- 文系大学生こそプログラミングを学ぶべき
- プログラミングが向いている大学生とは
- 文系大学生におすすめのプログラミング言語
- 文系大学生がプログラミングを学習する手順
この記事を書いている私も文系でして、0からプログラミングを学習し、エンジニアになることができました。
今回紹介する手順で学習すれば、文系のあなたもプログラミングが習得できるようになると思います。
※「すぐにプログラミングの学習手順を知りたい!」と思った方は、文系大学生がプログラミングを学習する手順から読んでください!
文系大学生でもプログラミングは可能です
結論ですが、文系でもプログラミングは余裕でできます。
なぜなら、実際に文系の私がエンジニアになることができたからですね。
ここまで聞くと「いやそれポジショントークじゃん!」と思うかもですが、事実、開発現場には文系エンジニアがかなりいます!
文系か理系かは関係ない
実際に開発現場を経験して思うことですが、ぶっちゃけ文系か理系かは関係ないと思います。
「あの人は文系だからこれが苦手…」みたいなことは一度もなかったですし、文系エンジニアの方も普通に活躍されています。
必要なスキルはあとから身につきます
例えばプログラミングには論理的思考力が必要だといわれますが、こういった必要なスキルは学習を進めていけば自然と身についていきます。
実際私も最初は論理的思考なんて全くできなかったわけですが、学習を進めるうちに徐々にわかってきた感じです。
はじめから論理的思考力があったとしても、いきなりプログラミングがスラスラできるというわけではないので、特に有利も不利もないのかなと思います。
本当に誰でもできるの?という人は、プログラミングは誰でもできる件について【実際に学んで思うこと】も併せてお読みくださいね!
今は学習ツールが豊富
以前までは、理系の学校に通って情報系の学科で学ぶというのが一般的だったかもしれません。
しかし、今は学校に通わずとも空き時間で学習できる便利なツールがたくさんありまして、かなり効率よく学習することができます。
無料のツールもたくさんありますが、課金したとしても月数千円ぐらいのものが多く、しかも高品質なのでめちゃくちゃコスパがいいと思います。
資格も不要です
「エンジニアになるためにはプログラミング以外にも資格の勉強もしないといけないんじゃ…」と思う方もいるかもですが、資格は不要です。
なぜなら、エンジニアは資格よりもスキルが重視されるからですね。
資格の勉強するぐらいならスキルを磨けというスタンスの人も多いです。
資格が必要なケースや、取得する場合のおすすめ資格は、エンジニアに資格はいらない?必要ない理由を現役エンジニアが解説しますにまとめています。
文系大学生こそプログラミングを学ぶべき
実は理系の学生よりも文系の学生の方がプログラミングが向いています。
その理由は下記。
- 理系に比べ時間的余裕がある
- コミュ力を活かせる
- 人生の選択肢が広がる
順番にみていきましょう!
理系に比べ時間的余裕がある
- 文系の方が必要な単位が少ない
- 理系は実験等に費やす時間が多い
などの理由から、文系の方が時間的余裕が生まれやすいです。※多忙な文系学生の方はすみません…!
プログラミングを身につけるために必要な学習時間は約300時間といわれていますが、多忙な日々の中で300時間を捻出するのはかなり大変ですよね。
プログラミング学習は時間がかかるので、時間がある文系の大学生の方が有利といえますね。
コミュ力を活かせる
偏見かもなので申し訳ないですが、文系の人は理系の人よりコミュニケーション能力が高い傾向があります。
「エンジニア=コミュ障」といわれたりしますが、実際コミュニケーションが苦手なエンジニアは多く、話せるエンジニアはかなり価値があります。
というのも、スキルがめちゃくちゃあってもコミュニケーションが苦手だと、
- 仕様通りに作れない
- 意思疎通に手間がかかる
という問題が起こり、トラブルのもとになるからです。
文系でコミュニケーションが得意な人であれば、それだけで価値があるので、話せるエンジニアとして活躍することができます。
人生の選択肢が広がる
文系大学を卒業したあとは、営業や事務に就職するのが一般的かと思います。
しかし、プログラミングのスキルがあれば一般職への就職以外に、
- エンジニアとして就職
- フリーランスとして独立
という選択肢が増えます。
また、一般職として働きつつ、副業で稼ぐということも可能になりますね。
仕事に飽きたら転職しやすいというのも強みですね。
いざというときに専門的なスキルがあると食いっぱぐれることがないので安心かと思います。
プログラミングが向いている大学生とは
下記のような学生はプログラミングが向いていると思います!
- 若いうちに自分の力で稼ぎたい
- 継続力がある
- ものづくりを楽しめる
若いうちに自分の力で稼ぎたい
今は個人で稼げる時代です。
プログラミングやデザインのスキルで学生のうちから稼いでいる人がかなり増えてきました。
パソコン一台あればできるというのも魅力です。
私も副業で個人的に案件をこなしておりまして、実際やってみて感じたことは、
「スキルがなくても稼げるな」でした。
もちろん最低限基礎がわかる程度のスキルは必要ですが、プログラミングのことならなんでもわかるレベルのスキルまでは求められません。
むしろ求められるのはクライアントの要望を汲み取る力だったりするので、基礎ができればあとはコミュニケーションの方が大事かなと思います。
» プログラミングで就職できるレベルは基礎ができればOKです【実際に就職できた】
ということで、基礎を身につければ個人で稼いでいくことは十分可能です。
若いうちから稼ぎたいと思っている方は挑戦してみる価値ありです。
継続力がある
とにかく継続力が大事です。
なぜなら、プログラミング学習は少なくとも300時間は勉強する必要がありまして、これを継続できずに挫折してしまう人が多いからですね。
例えばプログラミング学習では数え切れないほどのエラーの壁に遭遇します。
「なぜエラーが起きているのかわからない」「どうやって解決すればいいかわからない」という疑問の嵐になるわけですが、これに負けずに根気強く学習を続けられるかが鍵になります。
学習中は様々な壁が立ちはだかりますが、それを乗り越えていく気持ちが大切です。
継続のコツは、プログラミングが意味不明な理由と改善点5つ【改善を保証します】にて紹介しているので併せてご覧くださいね!
ものづくりを楽しめる
自分の手で何かを作り出すことに魅力を感じる人はプログラミングを楽しめると思います。
「あんなWebサイト作りたいな…」「このゲームアプリ面白いな、自分でも作ってみたい…」こう感じたものを自分の手で作れるようになるのはかなり魅力的ですよね!
プログラミングはコードを書いていくことで少しずつ思い描いたものができていくので、ものづくりのイメージで楽しめます。
実際私も作ることが好きで、自分の思い描いたWebサイトができていく過程がすごく楽しかったのを覚えています。
文系大学生におすすめのプログラミング言語
おすすめはWeb系の言語
HTML/CSS/JavaScript/PHP
上記のWeb系の言語がおすすめです。
なぜなら、初心者でも学習しやすく、稼ぐことに特化しているからです。
学習しやすいというのはかなり重要でして、私は他の言語も経験しましたが、Web系の言語が一番楽しく学習できました。
例えばC言語を触ったんですが、
- 実行画面はずっと黒い画面
- ルールが厳しくエラーがでやすい
- 作っている実感がない
などの理由で、全然モチベが上がりませんでした。
Web系であれば、作ったコードがそのままWebサイトとして表示されるので作ってる感があって楽しいですし、ルールもそこまで厳しくないので習得難易度は低くなっています。
稼ぎやすい
Web系の案件は個人で完結でき、1件あたりの工数もそこまでかからないものが多いです。
チームでパーツごとに開発したり、1案件に数ヶ月かかるというような案件は初心者には向いていないので、個人で短期間でこなせる案件が多いのは魅力かなと思います。
例えば下記のLP制作案件はコーディングのみの作業で報酬は2万円程度。
基本的なHTML+CSSの知識があれば、実作業は1日かからないぐらいかと思います。
こういった小さい案件を月に3件こなせば月5万円ぐらいの収入になりますね。
他の言語が気になる方は、選び方の基準を、【初心者向け】プログラミング言語の選び方【後悔しないための選定基準】にて紹介しているので参考までにどうぞ!
文系大学生がプログラミングを学習する手順
- 目標設定をする
- 環境を準備する
- 学習ツールを使って学習する
目標設定をする
プログラミングを学んでどうなりたいのか、目標を明確にしましょう。
なぜなら、目標によって学ぶ言語や学習の仕方も変わってくるからですね。
Web制作で月5万を稼ぐ
とりあえずWeb制作で月5万稼ぐという目標が初心者にはおすすめかなと思います。
Web系であれば学習の敷居も低く、案件も豊富にありますからね。
環境を準備する
パソコン1台用意すればOKです。
デスクトップかノートかで迷うかと思いますが、基本的にノートパソコンをおすすめします。
出先で気分転換しながら作業できるのはもちろん、実務になると打ち合わせで持ち歩く機会が結構あったりします。
パソコンのおすすめのスペックや選び方のコツについては、【プログラミング初心者向け】おすすめのパソコンの選び方【裏技あり】で紹介しています!
ちなみに、個人的なおすすめはMacbook Proです。
Macbookに興味がある方は、プログラミングにおすすめのMacBookはこれ!最適なスペックと選び方もどうぞ!
学習ツールを使って学習する
最近では色んな学習ツールがあるので、自分のスタイルに合わせて選ぶといいかと思います。
学習方法は主に次のとおり。
- 参考書でプログラミングを学習する
- 動画でプログラミングを学習する
- 学習サービスでプログラミングを学習する
個人的なおすすめは、まず無料の範囲でProgateやドットインストールで学習し、手応えがあれば数千円ぐらい投資して有料コース、または参考書を買ってみるのがいいかなと思います。
詳しい学習の手順については、【プログラミング学習の始め方】完全初心者・未経験が0から始めるための手順にまとめています!
手っ取り早く学ぶならスクールもあり
圧倒的に効率よく学ぶならプログラミングスクールもありだと思います。
ただ、独学で学ぶ数百倍の速度で成長できる反面、ある程度の費用が必要になってしまいます。
そこでおすすめなのは、スクールの無料体験を利用して学習のコツを教えてもらうことです。
無料でプロから学習のいろはを教えてもらえるのでかなりお得かなと思います。
おすすめのコスパ最強プログラミングスクールは下記にて紹介していますので興味があればどうぞ!
学習後はポートフォリオを作る
ここからはプログラミング学習後に稼いでいくための話になります。
プログラミングの基礎が身についたら、ポートフォリオを作ってみましょう。
というのも、案件をとるにしても就職するにしても、ポートフォリオで評価されるからですね。
ポートフォリオの重要性や詳しい作り方は、【大学生必見】エンジニアの就活でポートフォリオが必要な理由と作り方にまとめています。
まとめ
文系だからとプログラミングを諦める必要は全然ありません。
むしろ文系だからこそプログラミング学習を有利に進めることができます。
今のご時世、会社はあなたを守ってくれません。
自分で稼いでいくスキルが必要な時代になってきたのかなと思います。
エンジニアにならなくても、今後確実に必要になってくるITスキルを身につけることで、人生が生きやすくなるのはほぼ間違いないと思っています。
興味があるなら、まずは試してみることをおすすめします。
プログラミング学習に必要なものは、プログラミング学習に必要なものは3つだけ【その後の学習手順も解説】にて紹介しているので、参考にしてください!
それでは以上です。プログラミング学習、応援しています。