こういった疑問に答えます。
PHPの動作環境を構築するために、今回はMAMPを使った方法をご紹介します。
MAMPはMacOSに特化したソフトになるので、Windowsの方はこちらの記事を参考にしてください。
MAMPってなに?
本来PHPを動かすためにはサーバーを用意しないといけないんですが、別途サーバーを用意せずにローカル(自分のPCだけ)でPHPを動かすことができるツールです。
似たようなツールにXAMPPというものがありますが、正直あまり大差はありません。
ただ、MAMPはMacOSに特化ツールなので、Macユーザーの方はMAMPが安定だと思います。
MAMPのインストール手順
(1)MAMPの公式サイトにアクセスし、「Free Download」をクリックします。
(2)ご自身のOSのクリックし、ファイルをダウンロードします。
(3)ダウンロードしたファイルを実行すると、インストーラーが起動します。「続ける」をクリックします。
(4)インストールについての注意が記載されています。要約するとこんな感じ。
MAMPのインストールフォルダを移動・リネームしないでください。既にMAMPをインストールしている場合は、過去のフォルダをリネームし、新たにインストールします。
「続ける」をクリックします。
(5)使用許諾契約が表示されます。確認後、「続ける」をクリックします。
(6)インストール先の選択です。特にこだわりがなければデフォルトで大丈夫です。
(7)空き容量があることを確認し、「インストール」をクリックします。
(8)パスワードが求められますので入力します。
(9)以上でインストールが完了しました。「閉じる」をクリックします。
(10)特に必要なければインストーラーはゴミ箱にいれて大丈夫です。
MAMPの使い方
(1)インストールしたMAMPを起動します。※MAMP PROは使用しません。
(2)MAMPの起動画面です。左上の「Preference」をクリックします。
(3)MAMPはデフォルトで使用ポートが8888~8889になっているので、一般的なポート設定に変更します。「Ports」タブをクリックし、右下の「80 & 3306」をクリックします。
(4)右上の「Start」ボタンをクリックするとWebサーバーが起動するので、数秒待機します。
(5)ブラウザのアドレスバーに「localhost」と入力し、下記のような画面が表示されれば正常に動作しています。
(6)試しにテストファイルを設置してみます。「アプリケーション > MAMP > htdocs」まで移動します。
(7)テキストエディタで、下記のコードを入力します。
<?php
echo “Hello World!”;
?>
(8)「sample.php」という名前で保存します。
(9)ブラウザのアドレスバーに「localhost/sample.php」と入力し、先程のコードの実行画面が表示されれば成功です!
MAMPを使用する際の注意点
簡単に利用できるMAMPですが、いくつか注意点があります。
XAMPPの注意点と共通ですが、次の点は気をつけてください。
- ローカル環境として使う
- 他のソフトと競合する場合がある
- 細かい設定ができない
あくまで簡易なローカル開発環境という立ち位置で使用しましょう。
まとめ
以上でPHPを動かす環境が完成しました。
あとは実践あるのみです。
PHPの学習をこれから進めるかたはこちらの記事も参考にしてみてください。
それでは応援しています。