こういった疑問に答えます。
エンジニアといえばMac!ということで、MacBookを購入する方は多いと思います。
しかし、Windowsとは全然勝手が違うため、初めてMacを触る人はまず何をすればいいかわからないですよね。
私もエンジニアとしてMacbookを愛用するひとりなので、おすすめの最強設定を紹介してみます。
作業効率あげあげなのできっと役に立つはずです。
なお、おすすめのMacアプリに関しては、大学生におすすめのMacアプリ20選!【即入れるべき】にて紹介していますので、気になる方は参考にしてください。
それではみていきましょう〜
はじめに
想定読者
- Macbookを購入した方
- エンジニア系の方
私の環境
- Macbook Pro(13-inch, 2020, Two Thunderbolt 3 ports)
- macOS Catalina(10.15.4)
バージョンなどの違いで多少操作に違いはあるかもしれませんが、基本的には変わらないと思います(`・ω・´)ゞ
エンジニア向けMacbookの初期設定
箇条書きで書いてみるとこんな感じ。
- ディスプレイの解像度
- Night Shift
- 3本指でのドラッグ
- スクロールの速さ
- タップでクリック
- カーソル速度
- 隠しファイルの表示
- Finderのカスタマイズ
- Dockの設定
- ウィンドウを閉じるときのエフェクト
- スリープ時間の設定
- ユーザー辞書登録
- キーリピートの設定
- ホットコーナー
数は多いですが、ひとつひとつはすぐ設定できるので順番にみていきましょう!
ディスプレイの解像度
ディスプレイの解像度を上げると画面上に表示できる範囲が広がります。
デフォルト設定ではディスプレイの解像度が低くなっているので変更します。
[システム環境設定]から[ディスプレイ]を選択。
[ディスプレイ]タブの[スペースを拡大]を選択。
これで使えるディスプレイの幅が広がります。
Night Shift
長時間画面を見ていると目が疲れますよね。
Night Shiftを設定すると温かい色味になり、目が疲れにくくなります。
先程の解像度の設定と同じ画面で[Night Shift]のタブを選択。
スケジュールをカスタムにし、0:00から23:59を指定すれば常に反映されます。
3本指でのドラッグ
トラックパッドを使う場合、ドラッグするのが面倒だったりします。
片方の指でクリックして、もう片方の指でドラッグ…というのはしたくないので、片手だけでドラッグできるようにします。
[システム環境設定]の[アクセシビリティ]を選択。
左側の欄から[ポインタコントロール]を選択し、[トラックパッドオプション]を選択。
[ドラッグを有効にする]を選択し、[3本指のドラッグ]を選択しOKをクリック。
これでアプリのウィンドウを3本指でドラッグすることができるようになります。
スクロールの速さ
先程と同じ画面でスクロールの速さも調整できます。
ブラウザなどを見る際に上下にスクロールしますが、この速度が速いと小さな動作で多くの情報が見れるので捗ります。
とりあえずMAXでいいでしょう。
タップでクリック
デフォルトではクリックする際、トラックパッドを強く押し込まないとクリックできません。
この設定で、軽く触れるだけでクリックができるようになります。
めちゃくちゃ快適になるのでおすすめです。
[システム環境設定]から[トラックパッド]を選択。
[タップでクリック]を選択します。
カーソル速度
ついでにカーソルの速度も変更しておきましょう。
小さな動作でカーソルが大きく移動するようになります。
[軌跡の速さ]をとりあえずMAXにしておきましょう。
隠しファイルの表示
デフォルトでは全てのファイルが表示されているわけではなく、非表示になっているファイルがあります。
例えば下記。
- .git:バージョン管理システムのファイル
- .htaccess:サイトの設定ファイル
エンジニアの仕事ではこういった隠しファイルを使うことも多いので表示しておきましょう。
Finderを開いた状態で、[Command + Shift + .(ドット)]を押します。
上記のようにグレーアウトしている部分が非表示になっていたファイル/ディレクトリです。
Finderのカスタマイズ
デフォルトではFinderの情報量が少なく不便なので、必要なものを表示します。
- タブバーの表示:Finderのタブ切替が可能になる。
- パスバーの表示:ファイルパスが表示される。
- ステータスバーの表示:ファイル詳細が表示される。
Finderを開いた状態で[表示]からタブ・パス・ステータス、それぞれのバーの表示を選択。※画像では既に表示しているので非表示の表記になっています。
それぞれの表記はこんな感じ。
拡張子の表示
ついでにファイルの拡張子も表示しておきましょう。
エンジニアとして拡張子表示は必須です。
Finderを開いた状態で[環境設定]を開きます。
[詳細]タブの[すべてのファイル名拡張子を表示]を選択。
Dockの設定
Dockを自動的に隠す
Dockは常に表示されていて画面を占有するので非表示にします。
[システム環境設定]から[Dock]を選択。
[Dockを自動的に表示/非表示]にチェック。
非表示になったDockはカーソルを持っていくと表示されるようになります。
不要なアプリを消す
普段使わないアプリは邪魔になるのでDockから削除しておきましょう。
あとでいつでも追加できます。
ウィンドウを閉じるときのエフェクト
ついでにウィンドウをしまうときのエフェクトを[スケールエフェクト]に変更しておきましょう。
デフォルトのエフェクトはそれっぽいアニメーションで見ていて楽しいんですが、動作が重くなる原因になるのでこちらの設定が無難です。
スリープ時間の設定
長時間のファイルダウンロードやプログラムの実行でPCを放置する場面があるかと思います。
そういったときに勝手にスリーブになってしまって中断されていた…。
ということにならないように、スリーブ時間の設定をしておきます。
[システム環境設定]から[省エネルギー]を選択。
[ディスプレイをオフにするまでの時間]を任意の時間に設定しておきましょう。
バッテリーと電源アダプタの2種類があるので注意です。
ちなみにTime Machineでバックアップを使う人は[電源アダプタに接続中にPower Napをオンにする]にチェックを入れておきましょう。
ユーザー辞書登録
意外にやっていない人が多いのが辞書登録です。
よく使う文字は辞書登録して効率化しましょう。
まさか毎回メールアドレスを手動で打ち込んでる…なんてことないですよね・・?
下記あたりは辞書登録しておいたほうがいいでしょう。
- 自分の名前
- メールアドレス
- 住所
- メールの定型文
- その他よく使うフレーズ
画面右上の[A]または[あ]の辞書のマークを選択し、[ユーザ辞書を編集]を選択。
すみません、、顔文字をめっちゃ登録してますが、こんな感じで登録ができます(´・ω・`)
左下の[+]を選択すると、登録の枠がでてきます(`・ω・´)ゞ
キーリピートの設定
キーボードの入力間隔を早くする設定です。
プログラミング時やターミナルを使う時、あらゆる場合に有効です。
[システム環境設定]から[キーボード]を選択。
[キーのリピート]と[リピート入力認識までの時間]をMAXにします。
これで1秒で1万文字入力できます。嘘です。
ホットコーナー
意外に知られていないホットコーナー。
ディスプレイの四隅にカーソルを移動した際に任意の動作を実行できます。
私はよくディスプレイオフにする機会があるので、カーソルを右下に持っていった際にディスプレイをオフにする設定にしています。
[システム環境設定]から[Mission Control]を選択。
左下の[ホットコーナー]を選択。
四隅それぞれに動作を設定できます。プルダウンで選択します。
さいごに
以上、私が現状使っている設定を紹介してみました。
見返してみると別にエンジニアじゃなくても普通にやっておいたほうがいい設定ですね…。
私は上記の設定をしてかなり効率が上がったと体感しているので、Macを購入した方はぜひ試してみてください!
Macのおすすめアプリに関しては、大学生におすすめのMacアプリ20選!【即入れるべき】で紹介していますので、ついでにご覧ください!
これを機にプログラミングを学んでみたい方は、【プログラミング学習の始め方】完全初心者・未経験が0から始めるための手順もどうぞ!
それではありがとうございました(`・ω・´)ゞ