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未経験からエンジニアになるのは難しい?【結論:可能ですが、安易になるのは危険ですよ】

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エンジニアを目指しているけど「未経験からエンジニアになるのは難しい」と聞き、悩んでいませんか?

結論からいうと、未経験でもエンジニアになることは可能です。

今回紹介する方法で、実際に私も未経験からエンジニアになることができました!

本記事では、未経験からエンジニアになるのが可能な理由とともに、学習から転職までの具体的なステップを紹介します。

本内容を実践すれば、後悔しないエンジニア転職ができるでしょう。

未経験からエンジニアを目指している方は、是非記事をご覧ください!

なぜ未経験からエンジニアになるのが難しいといわれているのか?

なぜ「未経験からエンジニアになるのが難しいといわれているのか」を説明していきます。

理由は次の3つです。

  1. プログラミング学習で挫折しやすいから
  2. ポートフォリオの提示を求められるから
  3. 未経験者を採用するには、教育コストがかかるから

それぞれ解説します。

1.プログラミング学習で挫折しやすいから

1つ目は、プログラミング学習で挫折しやすいことです。

なぜなら、エラーを解決できず、プログラミング学習が嫌になってしまうから。

プログラミングを独学していると、8割以上エラーの対応に追われると思います。実際、私もそうでした。

「エラーをやっと解決した!!」と思ったら「またエラーが出た。。。」プログラミング学習はこのループです。

プログラミング初学者の頃は、エラー文を見てもどう対処していいかわかりません。

ある程度経験を積んでいくと「このエラーがでたのは、多分これが原因だろうな」とだいたい分かるようになるんですが。

しかし、多くの人が初学者の頃にエラーを解決できず、プログラミング学習が嫌になり挫折してしまうのが現実でしょう。

2.ポートフォリオの提示を求められるから

2つ目は、エンジニア転職の際にはポートフォリオの提示を求められるからです。

ポートフォリオを見ることで応募者の実力やポテンシャルを図ることができます。

しかし、このポートフォリオを作る作業はとても大変なことです。

例えば、アプリケーションのコードが完成したとします。

アプリケーションを公開するとなると、コードだけでなく、サーバーも必要です。

当然、サーバの知識が求められます。

また、本番運用を想定すると「HTTPS」のようなセキュアな通信である必要があります。
こちらは、ネットワークの知識が必要です。

このようにポートフォリオを公開するには、思っている以上に幅広い知識が必要なんです。

ポートフォリオの作成が必須であることも、未経験者のエンジニア転職が難しいといわれる要因の1つでしょう。

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3.未経験者を採用するには、教育コストがかかるから

3つ目は、未経験者を採用するには、教育コストがかかるからです。

いくら独学で学習してきたといっても、1人で実務をこなすのは不可能に近いです。

となると、どうせ採用するなら「経験があって即戦力になる人を採用したい」と考えるのが普通ですよね。

未経験でエンジニア転職するには、このような人との競争になります。だから難しいわけですね。

技術力では到底敵わないので、ヒューマンスキルであったりと、別のところでアピールする必要があるでしょう。

エンジニアの職種ってなにがあるか理解してる?

エンジニアといっても様々な職種があります。エンジニアの職種を紹介せずに、エンジニアになる具体的な方法だけを紹介するのは少し不親切だと感じました。

そこで本項では、エンジニアの職種について簡単に紹介していきます。

  • なりたいエンジニア職種が決まっていない
  • そもそもエンジニアにどんな職種があるか理解していない

という方は、是非参考にしてください!

世間一般でいうエンジニアは主に下記のような職種にわけられます。

  • バックエンドエンジニア
  • フロントエンドエンジニア
  • インフラエンジニア
  • iOSエンジニア
  • Androidエンジニア
  • Webデザイナー

順番にみていきましょう。

バックエンドエンジニア

バックエンドエンジニアは、サーバ側のコンピュータ上で動作するプログラムを作るエンジニアです。

Webブラウザ等からクライアントのリクエストを受け取り、データベース等などからデータを取得、更新する。

そして、その結果をクライアントに返すプログラムを書くのが仕事になります。

バックエンドエンジニアといっても、たくさん言語があります。

日本人が開発した「Ruby」であったり「Python」「PHP」「C++」「JAVA」などです。

選択肢がたくさんあるため、未経験からエンジニアを目指す方にバックエンドエンジニアはおすすめです。

ひと通り触ってみて、楽しいと思える言語を探してみるのが良いんじゃないでしょうか。

フロントエンドエンジニア

フロントエンジニアは、Webブラウザ上で動作するプログラムを作るエンジニアです。

ユーザが直接目にする部分を担当しています。

「Webブラウザ上にあるボタンを押したらページが更新される」といったのは、フロントエンジニアが書いたプログラムによるものです。

そのため、ユーザの利便性を考慮してコードを書くことが求められます。

逆に言えば、直接目に見えるものなので成果がわかりやすいです。

やりがいも感じやすい職種になっています!

インフラエンジニア

インフラエンジニアは、サーバやネットワーク、データベースの構築や管理をするエンジニアです。

Webサービスに必須であるサーバそのものを管理するため、インフラエンジニアと呼ばれています。

インフラエンジニアは、成果物がわかりにくい仕事になっています。

ログ収集やサーバ監視など、定型業務も多いです。

しかし、サーバがなければWebサービスは成り立ちません。

そのため、設定をミスしたり、誤った操作をしてしまうと大きい影響が出てしまいます。

しかし、その分責任感があり重要な仕事といえるでしょう。

正確に作業することが得意、同じ作業をしていても苦にならない、といった方におすすめです。

iOSエンジニア

iOSエンジニアは、iPhoneやiPad等、Apple製の機器で動作するアプリケーションを作るエンジニアです。

iPhoneで動作している「LINE」や「Twitter」等のアプリは、iOSエンジニアが開発しています。

「Apple製品が好きで、アプリを作って見たい!」という方はチャレンジしてみてもいいんじゃないでしょうか。

1つ注意点としては、iOSのアプリケーションを開発するには、Mac端末が必須ということです。

言語としては「Swift」または「Objective-C」のいずれかになります。

Androidエンジニア

Android端末上で動作するアプリを作るのが、Androidエンジニアです。

言語としては「Kotlin」または「JAVA」のどちらかを使うのが一般的になっています。

iPhoneとは違い、Android端末それぞれの大きさや解像度の違いを考慮する必要があります。

そのため、アプリケーションの動作確認はiOSと比べて大変になっているそうです。

このような事情もあってか、Androidエンジニアはよりいっそう人手不足になっています。

人手不足ということは、より希少価値の高い人材を目指すことができるとも捉えることができますね。

Webデザイナー

Webデザイナーは、Webサイトのデザインであったり、レイアウトを決めてコーディングをしていくのが仕事になります。

コミュニケーション力や提案力も求められるのがWebデザイナーです。

なぜなら、良いWebサイトを作るには、クライアントと密にコミュニケーションを取り、要望をヒアリングする必要があるからです。

エンジニアの中でも、よりコミュニケーション力を求められる職種といえるでしょう。

クライアントと積極的にコミュニケーションを取り、自分から提案して仕事ができる方は、重宝されるWebデザイナーになれるでしょう。

なりたい職種を決めたら、なりたい理由を深堀りしよう

なりたい職種を決めたら、なりたい理由を深堀りしていくことが大切です。

なぜなら、理由を明確にすれば、学習のモチベーションが上がったり、面接対策にもなるからです。

筆者の事例紹介

筆者の事例を紹介します。

私の場合は、インフラエンジニアになりたいと思いました。

なぜなら、Webサービスの安定稼働には、サーバの運用保守をするインフラエンジニアが必要不可欠。

良くゲームをやる私は、サーバが落ちていて、ゲームができない時間が一番ストレスであったこと。だから、サービスの安定稼働を支えるインフラエンジニアになりたい。

こんな感じでした。

実際、面接でも共感していただき、無事採用に至ることができました。

業務でも、サービスの安定稼働を支えることが私のやりがいにも繋がっています。

このように簡単で良いので、エンジニアになりたい理由に関して深堀りしてみると良いでしょう。

未経験からエンジニアになるのが難しくない理由

未経験からエンジニアになるのが難しくない理由を説明します。

経済産業省のIT需給に関する調査によると、2030年にはIT人材が79万人不足すると言われています。

このデータからも分かる通り日本では、IT人材が不足すると予想されています。

人材不足の業界で「競争率が高くてどこにも就職できない」ということはないでしょう。

これが、未経験でもエンジニアになるのが難しくない理由の1つです。

また、人材が不足しているということは、エンジニアの希少価値が高まるということです。

今のうちから、エンジニアに挑戦しておけば10年後にはさらに希少価値の高い人材になれるでしょう。

「今からエンジニアを目指すのは遅いかなぁ」と思う人もいるかもしれませんが、大丈夫です。

今日が人生で1番若い日ですから。

1日でも早く行動しはじめましょう。

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未経験からエンジニア転職を目指す方法

「未経験からエンジニア転職を目指す具体的な方法」を説明していきます。

まずは無料で学習してみる

まずは、無料で学習してみるのが大切です。

なぜなら、エンジニアの勉強をやってみて「やっぱ違うな」となる可能性も十分ありえるからです。

高額なお金をかけて無駄にすることだけは、避けたいですよね。

無料でプログラミング学習できるサービスとしては、Progateドットインストールがおすすめです。

学習方法については、【プログラミング学習の始め方】完全初心者・未経験が0から始めるための手順にて紹介していますのでご覧ください。

有料で学習する:プログラミングスクールがおすすめ

無料で学習し「楽しいな」「続けられそうだな」と思ったら、プログラミングスクールに通うのがおすすめです。

なぜなら、質問できる環境があるからです。

プログラミング学習で1番辛いのは、エラーを解決できないことでしょう。

初学者には1日あっても解決できないエラーを、ベテランの方であったら一瞬で解決できる、ということは多々あります。

すぐ質問できる環境さえあれば、大幅な時間短縮にもなり、エラー解決のプロセスも教わることができますよ。

また、カリキュラムが用意されていることも大きいです。

プログラミングスクールでは、エンジニアになるために最低限必要なカリキュラムが組まれています。

無駄なく効率的に、エンジニアになるための勉強ができるわけですね。

このように、最短で未経験からエンジニアを目指すなら、プログラミングスクールに通うのが手っ取り早くておすすめです!

おすすめプログラミングスクールは、現役エンジニアがおすすめするプログラミングスクール3社【2021年版】にて紹介しています。

未経験からエンジニアを目指す際の注意点

未経験からエンジニアを目指す際の注意点について解説します。

エンジニアになるのは簡単ではない

まず、エンジニアになるのは簡単ではないということをお伝えしておきたいです。

プログラミングを習得するには、それなりに時間がかかります。

プログラミング学習を辞めたくなることも多々あるでしょう。

でも、毎日勉強し続けていれば必ずエンジニアになれます。

継続して勉強できる人は、少ないからです。

また、IT業界は技術の進歩が早いので、勉強し続けることは必須です。

勉強を続けていったことが、自分の財産になっていきます。

エンジニアを目指している方は「毎日勉強する習慣」を是非身につけて欲しいです。

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SESなど激務な現場もある

エンジニア業界は、SESというエンジニアを派遣するサービスが一般的です。

ホワイトな会社に入ったとしても、派遣先の現場によって労働環境が左右されてしまいます。

金融系や官公庁系の現場だとルールが厳しいであったり、納期がきつく残業が当たり前の現場もある、といったように様々です。

未経験で技術力がない場合は、現場を選ぶことも難しいです。

技術力がないうちは「労働環境が悪い現場に配属されても、現場を変えるのが難しい」ということは、覚悟しておいたほうがいいかもしれません。

エンジニアになったが希望していた仕事と違う

いざエンジニアになってみたら、希望した仕事をさせてもらえないという話は良く聞きます。

なぜなら、未経験エンジニアを雇える企業は限られているからです。

未経験可の現場で多いのが「ヘルプデスク」であったり「システムのバグテスト」であったりと、あまり技術力が必要でない仕事です。

このような現場に配属されてしまうと、スキルアップもできないし、希望していた仕事とも違うのでモチベーションも下がってしまいます。

また転職するという事態にもなりかねません。

初めてのエンジニア転職では、どのような仕事内容であるかをしっかりヒアリングすることが大切です。

実際に未経験からエンジニアになってみた感想

実際に、未経験からエンジニアになってみた感想をお話しします。

1.最初の半年間は地獄

最初の半年間は、本当にきつかったです。

会社の研修を受けていたのですが、毎日新しいことを学習してはエラーの繰り返し。土日も勉強して、やっと研修についていけるという感じでした。

分からなすぎてお腹のあたりが痛くなってしまい、寝れない日も何度かあったほどです。

2.地獄の半年を乗り越えたら、どんどん楽しくなってくる

地獄の半年間を乗り越えると、勉強が徐々に楽しくなってきました。

下積みした知識がやっと、実践で使えるようになってきたという感じです。

現在、エンジニアとして2年目ですが、楽しく仕事ができていますよ。

最初はきつかったですが、今では心からエンジニアになって良かったと思えています。

まとめ:未経験でもエンジニアになれる

本記事のまとめに入ります。

結論からいうと、未経験でもコツコツ勉強していけば誰でもエンジニアになれます!

未経験でパソコンにあまり触ったことがない私でも、エンジニアになれました。

未経験からエンジニアになるための具体的なステップは、以下の通りです。

  1. エンジニアにはどんな仕事があるのかを知る
  2. エンジニアになりたい理由を深堀りする
  3. 無料で学習してみて、プログラミングが自分にあっているのかを確かめる
  4. プログラミングスクール等に通い、効率よく勉強する

是非、未経験からエンジニアを目指してみてください!

エンジニアはとても楽しい仕事ですよ!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

名前:松原 朋也

現役のエンジニア。

自身の経験を基に、エンジニア関連の記事を主に書いています。

情報を噛み砕いてわかりやすくお届けするのが得意です。