いきなりですが、プログラミングスクールについてどんなイメージをお持ちですか?
- プログラミングスクールは闇が深い
- プログラミングスクールは通うだけ無駄
このような噂を巷で聞き、マイナスイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。
実際、私もそうでした。
本記事では、プログラミングスクールに通い転職できた私がプログラミングスクールの実態と転職体験談をお伝えします。
プログラミングスクールを検討している方は、是非記事をご覧になり、参考にしていただければと思います。
最後に、筆者の簡単な自己紹介です。
名前:てぃも
2020年4月:新卒でインフラエンジニアとして就職
2021年11月~3月上旬:RaiseTechのAWSフルコースに通う
2021年3月:AWSエンジニアとして転職
プログラミングスクールに通うことにした経緯
私はもともとインフラエンジニアとして働いていました。
そんな私がプログラミングスクールに通うことを決めたきっかけは2点あります。
- 技術的な仕事が少ない現場への配属
- スキルが無い自分に不安を感じ始める
技術的な仕事が少ない現場への配属
新入社員研修を終え、「技術者として頑張るぞ!」と意気込んでいた私が配属された現場は、技術的な仕事2割、資料作りや雑務8割という仕事内容でした。
最初の1ヶ月は現場で使われているソフトウェアであったり、サーバーの構築というエンジニアらしい仕事をしていました。
しかし、それ以降はサーバーの障害が起きない限りほとんど資料作りや雑務という始末。
スキルが無い自分に不安を感じ始める
私はスキルが無い自分に不安を感じ始めると同時に、エンジニアという職業の厳しさを知りました。
スキルが無いエンジニアは、技術的な仕事ができるチャンスももらえないということを。
「エンジニアとして働くこということは、一生勉強することだよ」と入社日当日、研修担当に言われた言葉が身を持ってわかった瞬間でした。
そこで私は独学でAWSの勉強を始めることにしました。
しかし、どのように勉強をして良いかもわからず思ったように学習が進まない状況が2週間程続きます。
そこでAWSの学習方法を模索していたところ、RaiseTech のAWSフルコースに出会います。
カリキュラムをみても、見たことがない単語ばかりでした。
しかし、悪い評判も見つからず転職実績も多数。
後がない私は、
- 徹底的な現場主義
- 最速で稼げるプロになる
この二言に惹かれ、即受講の申し込みをしました。
以上がプログラミングスクールに通うことにした経緯になります。
ここからは、RaiseTechの良いところ、悪いところも含めたリアルな体験談とプログラミングスクール卒業生の転職事情について述べていきます。
RaiseTechの良かったところ6選
RaiseTechの良かったところは下記の6つ。
- 毎週オンラインでの授業がある
- 現役エンジニアのライブコーディングを見ることができる
- 自走力が身につく
- どんな内容に関しても質問無制限
- 代表との直接面談がある
- 他の受講生の転職体験談が閲覧可能
順番にみていきましょう。
1.毎週オンラインでの授業がある
RaiseTechでの授業形態は、動画ではなく毎週Zoomで2時間の講義があります。
毎週授業があることで
- 習慣化しやすくなる
- 講義内でわからないところをリアルタイムで質問できる
- 皆が躓きやすいところがわかる
- モチベーションの低下を防げる
というところが私としては大きかったですね。
「ひとりで動画教材を見ながら勉強するのは苦痛!」という方にはとても向いていると思います。
2.現役エンジニアのライブコーディングを見ることができる
RaiseTechの講師は、月単価80万以上の現役エンジニアに限定されています。
このようなベテランエンジニアのコーディングをライブで見れるわけです!
特に私としては、エラー対処のプロセスを見ることができるのが1番大きなところかと思います。
エラーで躓いているときが、学習していて最も辛いときだったからです。
また、私はある程度経験を積んだエンジニアは、ほとんどエラーを出さないと思っていました。
エラーが出るのは誰でもあることであり、エラーを解決する術を知識として持っておく、ということがエンジニアとして大事なことだと気づかせてくれました。
3.自走力が身につく
RaiseTechでは自走力を身につけさせることをとても大事にしています。
そのため、課題に関して質問しても答えは教えてくれません。
考え方の方向性のヒントをくれるだけです。
エラーは自分で解決する必要があります。
人によっては、答えを教えてくれないのはきついかもしれません。
私はエラーを自力で解決することを繰り返していくうちに、自走力が身につきました。
この自走力は、現場で働いているときにとても役に立っています。
まずエラーを自分で解決しようと試みるからです。
自然と技術力も身につきますし、ひとりで任される仕事のレベルも上がっていきます。
自走力はエンジニアとして働くうえでの必須スキルだと思います。
エラーが出るたび人に聞かないと解決できないのでは仕事になりませんからね。
仕事の姿勢までも教えてくれるのがRaiseTechです。
4.どんな内容に関しても質問無制限
RaiseTechでは、課題以外の質問でもなんでも答えてくださいます。
- キャリアについて
- 講師がどのようなキャリアを歩んできたか
- 転職先の探し方
- カリキュラム以外に勉強しておいたほうが良いこと
- 優秀な受講生の特徴
などなどです。
私はこのようなことをお聞きしましたが快く答えていただけました。
質問回数の制限があるサービスもあるなかで、「どんな内容に関しても質問無制限」というのはRaiseTechに通う理由の1つにもなるのではないでしょうか。
5.代表との直接面談がある
毎週土曜日、1人あたり15分ほど代表と直接面談できます。
この面談は希望者がいなくなるまで続けるとのことです(毎週枠がいっぱいいっぱいでした)。
エンジニアとして長いキャリアを歩み、また業界のことを知りつくしている代表と面談できるというのは、RaiseTechだけではないでしょうか?
私はこれからのキャリアについて質問させていただいたのですが、他の受講生のキャリアであったり、おすすめのキャリアパスを教えていただいたりと親身に相談にのっていただけました。
6.他の受講生の転職体験談が閲覧可能
先輩受講生の転職体験談を閲覧することができたり、質問もできる環境が整っています。
転職体験談の内容としては、
- 転職するまでにやったこと
- ポートフォリオのどこが評価されたか
- 面接で質問されたこと
- 面接で高く評価されたところ、低い評価をされたところ
- もっとやっておけばよかったこと
などを、こと細かく共有してくださる方がいらっしゃいます。
他の方の転職体験談を見て、自分の転職活動に活かすことができ私も転職することができました。
そして私も転職体験談を共有し、また新たに知見が広まっていくという良いループがコミュニティにうまれているのが現状ですね!
RaiseTech唯一の気になったところ
担当講師が講義にこれなくなると代わりの講師がいないことが唯一の気になったところです。
私が受講していたコースでは、講師の欠席が2回ありました。
そのため2月末卒業予定だったのですが、3月上旬卒業になってしまいました。
このあたりの問題が解決されればかなり良くなると思います。
プログラミングスクール卒の世間の評価ってどうなの?
卒業生の世間の評価について紹介します。
派遣エージェント編
結論からいうと、相手にされないレベルでした。
エージェントに話を伺ったところ、
「コロナ渦でリモートワーク中心になり対面で教えることができない状況になっています。そのため、即戦力が求められている状況です。スクールで学習したといってもあまり説得力がなく、ある程度現場経験がないと参画が難しい。」
との回答でした。
実際、20案件ほどに応募しエージェントにも現場を探していただいておりましたが1つも参画することができませんでした。
未経験、微経験の方は、派遣エージェントで働くという選択肢はおすすめできません。
正社員編
こちらも結論からいうと、半分は評価してくれる、半分は評価してくれないという状況でした。
アプリケーションエンジニアのような成果物がひと目でわかるような職種だとまた違ってくるかもしれません。
スクールの学習を評価してくださる会社さんの特徴は、経験不問でエンジニアを募集しているところでした。
キャリア採用ですと即戦力を求めていると思うので、やはりスクールの学習だけでは活躍してくれるイメージがなかなか湧かないからだと思われます。
今現在、私が入社している会社も経験不問でエンジニアを募集していた企業になります。
未経験または微経験の方は、経験不問の正社員を募集している会社で働くのがおすすめです。
【包み隠さず教えます】プログラミングスクール卒が転職できた具体的な方法
本章では、微経験でも転職できた私の転職戦略をすべてお話します。
プログラミングスクールに通いエンジニア転職したいと思っている方は是非ご覧いただければと思います。
1.ポートフォリオを用意する。
ポートフォリオを作成する理由としましては、スクールで学習してきたことを目に見える形で示すためです。
「スクールでこういうことを学習して来ました」と言葉だけで伝えるよりは、目に見える成果物を用意することをおすすめします。
説得力が段違いでした。
私はGitHubに以下の成果物をポートフォリオとして用意しました。
- CloudFormationのコード
- ServerSpecのコード
- Ansibleのコード
それから、学習内容を口頭でも喋れるようにしておくのも大事です。
面接対策にもなります。
2.エンジニア求人サイトに登録する。
私が登録したのは以下の2つのサイトのみです。
- Wantedly
- Green
複数のサイトに登録するとメールがたくさんきたりと、かえって混乱してしまうと思うのでたくさん登録する必要はないと思います。
3.未経験も募集している会社を探す。
「プログラミングスクール卒の世間の評価ってどうなの?」の章でも述べましたが、未経験に絞って検索をかけましょう。
気になる会社がありましたら、ホームページをチェックし自分と合いそうな企業かを検討していきます。
仕事内容がよくても、企業風土に合わないとなると苦痛でしかないと思うので。
SNSで積極的に発信を行っている会社もありますので是非チェックしてみてください!
4.エンジニア求人サイトからではなくホームページから直応募する
本章が1番伝えたいことになります。
なぜエンジニア求人サイトではなくホームページから直応募するのか。
それは、エンジニア求人サイトから応募すると、他の応募者に埋もれてしまうからです。
ホームページから直応募すると、
- 他の応募者に埋もれることがない
- わざわざホームページから応募してくるのだから入社意欲が高いんじゃないか?
と思わせることができます。
実際、人事の方にもお聞きしましたが直応募のほうが嬉しいと仰っていました。
以上が私の転職戦略のすべてになります。
参考になりましたら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事を書いた人
名前:てぃも
2020年4月:新卒でインフラエンジニアとして就職
2021年11月~3月上旬:RaiseTechのAWSフルコースに通う。
2021年3月:AWSエンジニアとして転職
真戸からの一言
今回紹介したRaiseTechは2週間の無料トライアルがあります。
まずは自分に合っているか確かめるために、とりあえず試してみるのがいいかと思います。
» RaiseTechの無料トライアルはこちら
その他、おすすめスクールは、無料あり:安くて質が高いプログラミングスクール厳選3社!【エンジニアの私がおすすめする】にて紹介しています!
また、おすすめの転職エージェントは、【未経験OK】ITに強い転職サイト・転職エージェント3選【体験談あり】にて紹介しているので参考にしてください。